- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,155円 (+274)
- プラチナ 5,029円 (+160)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,920.90ドル (+21.50)
- NYプラチナ ドル 979.60ドル (+12.80)
3/11、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,893.20ドル、高値2,929.00ドル、安値2,882.50ドル、終値2,920.90ドル、前日比+21.50(+0.74%)。米労働省より発表された1月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は774万件。市場予想は767万件。前月は750万8000件(前回発表値760万件)に下方修正された。失業者1人当たりの求人件数は1.13と前月からわずかに増加した。労働市場の安定化が示唆され、米景気後退への懸念が和らいだ。一方、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、米国とウクライナは11日夜に共同声明を発表。ウクライナは米国の30日間の停戦案を受け入れるとし、米国は機密情報の共有と軍事支援を再開するという。地政学的リスクの後退やドイツの財政拡大への期待感から外為でユーロを買う動きが広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.28%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで3日続伸。ロシアとウクライナの停戦期待を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金相場は節目である2,900ドル台を再び回復した。3月12日9時30分現在、ロンドン金は2,910ドル台で推移しています。