国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,889円 (休場)
プラチナ 5,151円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,041.20ドル (+0.40)
NYプラチナ ドル 1,009.40ドル (-14.00)

3/19、ニューヨーク市場の金はほぼ横ばい。始値3,041.40ドル、高値3,061.60ドル、安値3,031.30ドル、終値3,041.20ドル、前日比+0.40(+0.01%)。米連邦公開市場委員会(FOMC)は3月19日から20日にかけて開催した定例会合で、主要政策金利の利下げ見送りを決定。2会合連続の据え置きとなり、フェデラル・ファンド(FF)誘導目標レンジは4.25%-4.50%を維持する。また、バランスシート縮小ペースの減速を4月から開始する方針を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者団に対し、トランプ政権の関税措置によるインフレ率上昇は一過性であるとし、政策による影響が明確になるまで待つと改めて表明。その上で金融政策の修正は急いでいないとの認識を示した。また、2025年の国内総生産(GDP)成長率見通しを前回の2.1%から1.7%に引き下げ、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアインフレ率見通しを前回の2.5%から2.8%に引き上げた。年末の失業率見通しは前回の4.3%から4.4%に引き上げた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.24%台に低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで4日ぶり反落。トルコの政情不安を背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。世界的な貿易摩擦や地政学的リスクに対する懸念が高まるなか、金相場は安全資産としての需要で底堅く推移。終値ベースでは5日連続で過去最高値を更新した。3月20日9時30分現在、ロンドン金は3,050ドル台で推移しています。