国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,868円 (-41)
プラチナ 5,077円 (-1)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,021.40ドル (-22.40)
NYプラチナ ドル 991.60ドル (-12.60)

3/21、ニューヨーク市場の金は小幅高で9日ぶり反落。始値3,052.60ドル、高値3,055.00ドル、安値3,004.10ドル、終値3,021.40ドル、前日比-22.40(+0.74%)。米国で主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しいなかで、トランプ米大統領が関税には柔軟に対応するとの考えを示した。相互関税の影響を巡る過度な警戒感が和らぎ、米株式市場では主要株価指数が小反発した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.25%台と小幅に上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで3日続落。週末を控えた持ち高調整や利益確定目的の動きを背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。世界的な貿易摩擦や地政学的リスクに対する懸念が高まるなか、金相場は安全資産としての需要で底堅く推移。この日はドル高が嫌気され9日ぶりに反落となった。