国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,975円 (+75)
プラチナ 5,070円 (+1)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,052.30ドル (-2.00)
NYプラチナ ドル 984.70ドル (-2.90)

3/26、ニューヨーク市場の金は小幅安で3日ぶり反落。始値3,054.10ドル、高値3,064.90ドル、安値3,046.50ドル、終値3,052.30ドル、前日比-2.00(+0.07%)。米商務省経済分析局より発表された2月の耐久財受注(速報値)は前月比で0.9%増。市場予想は1.0%減。前月は3.3%増(前回発表値3.2%増)に上方修正された。輸送機器を除くコアは前月比で0.7%増。市場予想は0.3%増。前月は0.1%増(前回発表値0.0%)に上方修正された。航空機を除く非国防資本財受注(コア資本財)は前月比で0.3%減。市場予想は0.2%増。前月は0.9%増(前回発表値0.8%増)に上方修正された。コア資本財は昨年10月以来、4カ月ぶりのマイナス。一部企業がトランプ政権の税政策に対し慎重姿勢を強め、投資を抑制していることが示唆された。一方、トランプ米大統領は26日、記者団に対し米国で製造されていない全ての自動車に25%の関税を課すと発表した。また、トランプ氏は自動車への関税は「恒久的」との方針を示し、貿易摩擦の一層の加速につながるとして、世界的な景気減速への警戒感が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.35%台に上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落し、ドル建てで取引される金は割高感が高まった。世界的な貿易摩擦や地政学的リスクに対する懸念が高まるなか、金相場は安全資産としての需要で底堅く推移した。3月27日9時30分現在、ロンドン金は3,020ドル台で推移しています。