- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,229円 (+254)
- プラチナ 5,154円 (+84)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,090.90ドル (+38.60)
- NYプラチナ ドル 1,000.60ドル (+15.90)
3/27、ニューヨーク市場の金は大幅高で反発。始値3,055.10ドル、高値3,102.20ドル、安値3,052.10ドル、終値3,090.90ドル、前日比+38.60(+1.26%)。米商務省経済分析局より発表された第4四半期(2024年10-12月)の実質国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率2.4%増と、改定値の2.3%増から上方修正。個人消費は前期比年率4.0%増と、改定値の4.2%増から下方修正。食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)コア価格指数は、前期比年率2.6%上昇と、改定値の2.7%上昇から下方修正された。税引き後企業利益は5.9%増と、ここ2年余りで最大の伸びとなり、前四半期の0.4%減からプラスに転じた。経済活動の指標である国内総所得(GDI)の伸びは4.5%増と、第3四半期(7-9月)の1.4%増から伸びが加速。。経済活動の主要指標であるGDPとGDIの平均は3.5%と、1年ぶりの高い伸びとなり、第3四半期(7-9月)の2.2%増を上回った。米労働省雇用統計局より発表された先週(03/16-03/22)の新規失業保険申請件数は、前週比1000件減の22万4000件。市場予想は22万6000件。前週は22万5000件(前回発表値22万3000件)に上方修正された。15日終了週の失業保険継続受給者数は、前週比2万5000件減の185万6000件。市場予想は188万件。前週は188万1000件(前回発表値189万2000件)に下方修正された。全米不動産業協会(NAR)より発表された2月の中古住宅販売成約指数は、前月比で2.0%上昇。市場予想は0.9%上昇。前月は4.6%低下だった。前年同月比では7.2%低下。市場予想は3.5%低下。前月は5.2%低下だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.36%台と小幅に上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで7日ぶり反発。月末・四半期末を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで取引される金は割安感が高まった。世界的な貿易摩擦や地政学的リスクに対する懸念が高まるなか、金相場は安全資産としての需要で堅調に推移。終値ベースでは3090ドル台と2日ぶりに過去最高値を更新した。3月28日9時30分現在、ロンドン金は3,050ドル台で推移しています。