国内公表(買取価格1gあたり)
金 8,804円 (-3)
プラチナ 4,601円 (-11)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,945.60ドル (-1.10)
NYプラチナ 1,016.80ドル (-6.20)

1/27、ニューヨーク市場の金相場は続落。始値1,945.80ドル、高値1,952.10、安値1,933.00ドル、終値1,945.60ドル、前日比-1.10(-0.06%)。米商務省より12月の個人消費支出(PCE)が発表された。変動が大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比で4.4%上昇。11月の4.7%から鈍化し、市場予想と一致した。総合指数は前年同月比で5%上昇。11月の5.5%から鈍化し、市場予想とほぼ横ばいとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが緩むとの見方が強まり、利息が付かない資産である金の強みとなった。一方、外国為替市場ではポジション調整や利食い売りで対ユーロでドル高が進み、ドル建てで取引されている金は割高感が強まった。今週の金はじわじわと値を上げたが、強い内容の米経済指標が足かせとなった。来週1月31日〜2月1日は米連邦公開市場委員会(FOMC)会合予定。インフレの鈍化を示す経済指標が散見しており、市場では利上げ停止を検討するとの観測が強まっている。