- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 8,659円 （－3）
- プラチナ 4,497円 （－87）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 1,876.60ドル （－54.20）
- NYプラチナ 980.30ドル （－52.30）
2/3、ニューヨーク市場の金相場は大幅続落。始値1,926.30ドル、高値1,932.40、安値1,874.50ドル、終値1,876.60ドル、前日比－54.20（－2.81%）。米労働省より発表された1月の雇用統計は、前月比51万人増と市場予想の18万8000人を大幅に上回った。また、前月は26万人（速報値22万3000人）に上方修正された。失業率は3.4%と前月3.5%から低下し、1969年以来の低水準となった。同日に米サプライマネジメント協会（ISM）が1月の非製造業景況感指数を発表。55.2と前月の49.2から改善し、市場予想の50.5を大きく上回った。また、景気好悪の境目である50を超えた。米経済は依然として底堅く、市場ではインフレ高進への懸念が再燃。米連邦準備制度理事会（FRB）による早期の利上げ停止観測が後退し、債券市場では米長期金利が上昇。外国為替市場では金利差拡大への意識から対主要通貨でドル高が進行。金は悪材料の台頭で節目である1,900ドルの大台を割り、下げ幅を拡大した。