国内公表(買取価格1gあたり)
金 8,958円 (-22)
プラチナ 4,464円 (-130)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,931.30ドル (+20.40)
NYプラチナ 970.30ドル (-27.00)

3/15、ニューヨーク市場の金相場は大幅反発。始値1,908.20ドル、高値1,942.50、安値1,889.50ドル、終値1,931.30ドル、前日比+20.40(+1.07%)。スイスの金融大手クレディ・スイス・グループは14日、過去の財務報告に「重大な弱点」があると発表。経営悪化への懸念が強まる中、筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクが追加投資に否定的な発言をしたことで、金融システムへの不安が再燃。投資家のリスク回避姿勢が強まったことで、欧米株式市場では金融株を中心に大幅安となり、債券市場では米国債が買われ長期金利が低下。金は安全資産としての需要から買い優勢となり、一時1,942ドルの高値を付ける。ただ、外国為替市場では欧州経済への懸念から対ユーロでドル買いが進み、ドル建てで売買される金は割高感が重荷となった。3月16日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。