- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,183円 (+188)
- プラチナ 4,492円 (-35)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,990.20ドル (+50.50)
- NYプラチナ 980.90ドル (+2.10)
3/17、ニューヨーク市場の金相場は大幅続伸。始値1,942.70ドル、高値2,010.40、安値1,939.10ドル、終値1,990.20ドル、前日比+50.50(+2.60%)。金融システムへの不安が相次ぎ、景気後退への懸念が強まる中、株式市場では欧米主要株価指数が下落。金は安全資産としての需要が高まり、一時2,010ドルの高値を付ける。また、来週21日より開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場ではFRBが利上げを見送るとの観測が広がる。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下。外国為替市場では金利差縮小への意識から対主要通貨でドル売りが進行。金は強材料の台頭で底堅く推移した。一方、米ミシガン大学より発表された消費者信頼感指数は、速報値63.4と前月67から大幅に低下し、市場予想の67を下回った。ただ、大部分がSVB破綻前のデータであり、市場への影響は限定的だった。