国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,167円 (-98)
プラチナ 4,559円 (-16)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,986.20ドル (-11.50)
NYプラチナ 1,003.10ドル (+6.20)

3/31、ニューヨーク市場の金相場は反落。始値1,998.00ドル、高値2,005.50、安値1,984.20ドル、終値1,986.20ドル、前日比-11.50(-0.58%)。米商務省より2月の個人消費支出(PCE)が発表。食品・エネルギーを除くコアPCEは、前月比では0.3%上昇し、市場予想の0.4%を下回る。前年同月比では4.6%上昇し、市場予想の4.7%を下回った。インフレ率が鈍化したことで、市場では利上げ終了が近いとの見方が強まった。一方、欧州連合(EU)統計局より発表された3月のユーロ圏消費者物価指数は、前年同月比で6.9%上昇。先月の8.5%から伸び率が鈍化したことで、欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が強まった。外国為替市場では対ユーロでドル買いが進み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、FRBによる利上げ停止観測により、金は底堅く推移した。