国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,326円 (+34)
プラチナ 4,594円 (-24)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,026.40ドル (休場)
NYプラチナ 1,016.80ドル (休場)

4/7、ニューヨーク市場の金相場はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場。そんな中、米労働省より3月の雇用統計が公表された。非農業部門雇用者数は、前月比で23万6000人増加し、市場予想の23万人を僅かに上回った。前月は32万6000人(速報値31万1000人)に上方修正された。失業率は3.5%と前月3.6%より低下し、市場予想の3.6%を下回った。労働者の平均時給は、前年同月比で4.2%(予想4.3%)、前月比で0.3%上昇となった。労働市場は依然として底堅く、人手不足による賃金上昇への圧力が改めて示された。市場ではFRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測が強まり、景気後退への懸念が和らいだ。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、外国為替市場では対ユーロでドル買いが進行。ただ、祝日で市場取引は閑散し、積極的な商いは控えられた。