- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,679円 （＋71）
- プラチナ 5,197円 （＋146）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,042.90ドル （＋9.70）
- NYプラチナ 1,116.00ドル （＋28.30）
5/9、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値2,028.40ドル、高値2,045.10、安値2,026.40ドル、終値2,042.90ドル、前日比＋9.70（＋0.48%）。4月の米消費者物価指数（CPI）の発表を10日に控え様子見ムードが広がる中、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がイベントで金融引き締めに言及。高過ぎるインフレ率を鑑みて、インフレ抑制には長い時間が必要とし、追加利上げはデータに依存すると強調。また、年内の利下げに否定的な考えを示した。追加利上への明確な回答がなかったことで、市場では利上げ継続への見方が後退し、利息が付かない資産である金の強みとなった。一方、債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇。外国為替市場では金利差拡大への意識から対主要通貨でドル買い優勢の展開。強弱材料が入り交じり、金の上値は重かった模様。5月10日9時30分現在、ロンドン金は2,030ドル台で推移しています。