- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,572円 (-107)
- プラチナ 5,189円 (-8)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,037.10ドル (-5.80)
- NYプラチナ 1,119.10ドル (+3.10)
5/10、ニューヨーク市場の金相場は3日ぶり反落。始値2,041.60ドル、高値2,056.00、安値2,028.30ドル、終値2,037.10ドル、前日比-5.80(-0.28%)。米労働省より4月の消費者物価指数(CPI)が発表。結果は前月比で0.4%増と前回の0.1%増から上昇し、市場予想の0.4%増と一致。前年比では4.9%増と前回の5.0%増から低下し、市場予想の5.0%増を下回った。インフレ指標で重視される食品・エネルギーを除くコアCPIは、前月比で0.4%増と前回の0.4%増から横ばいとなり、市場予想の0.3%増を上回る。前年比では5.5%増と前回の5.6%増から低下し、市場予想の5.5%と一致した。インフレは鈍化したと受け止められ、市場ではFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを停止するとの見方が広がる。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下し、利息が付かない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差縮小への意識から対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、強材料で一時2,056ドルの高値を付けるも、利益確定の売りに押され反落となった。5月11日9時30分現在、ロンドン金は2,030ドル台で推移しています。