国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,553円 (-85)
プラチナ 5,043円 (+12)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,993.00ドル (-29.70)
NYプラチナ 1,066.90ドル (-7.80)

5/16、ニューヨーク市場の金相場は反落。始値2,021.30ドル、高値2,022.70、安値1,989.10ドル、終値1,993.00ドル、前日比-29.70(-14.70%)。米商務省より個人消費の動向を表す4月の小売売上高が発表。結果は+0.4%と前回の-0.7%(改定値)から増加し、市場予想の+0.7%を下回った。ガソリンと自動車を除くコアは+0.4%と前回の-0.5%(改定値)から増加し、市場予想の+0.3%を上回った。個人消費は堅調であると受け止められ、市場では米景気後退への懸念が和らいだ。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。一方、ドイツの民間調査会社ZEWより景気の見通しを表す5月の景況感指数が発表。結果は-10.7と前回の+4.1から悪化し、市場予想の-5.4を下回った。昨年12月以来のマイナスに転じたことで、市場では欧州経済の先行き懸念が強まった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。5月17日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。