- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,595円 （＋67）
- プラチナ 5,096円 （＋48）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,000.30ドル （＋22.00）
- NYプラチナ 1,075.70ドル （＋17.50）
5/19、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,979.30ドル、高値2,005.80、安値1,974.90ドル、終値2,000.30ドル、前日比＋22.00（＋1.11%）。合意が近いと楽観視されていた米債務上限の引き上げを巡る協議が一時中断された。協議中に退席した共和党の交渉担当者であるギャレット・グレイブス下院議員はインタビューで、「協議が生産的ではないため、一時的に中断することを決めた」と語った。また、共和党のマッカーシー下院議長は「ホワイトハウスから政府が動かない」と指摘した。協議再開の目処が立たず、金融市場ではデフォルト（債務不履行）への警戒感が再び強まった。一方、米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長が会合で6月の利上げ休止を示唆し、追加の利上げ観測が後退した。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下し、利息が付かない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。