国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,602円 (+7)
プラチナ 5,128円 (+32)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,995.70ドル (-4.60)
NYプラチナ 1,077.30ドル (+1.60)

5/22、ニューヨーク市場の金相場は反落。始値1,998.40ドル、高値2,003.50、安値1,989.30ドル、終値1,995.70ドル、前日比-4.60(-0.23%)。この日は米連邦準備制度理事会(FRB)の高官らが利上げに言及。タカ派寄りの発言が相次ぎ、追加の利上げ観測が再燃した。前週にはパウエル議長が6月の利上げ休止を示唆したばかり。セントルイス連銀のブラード総裁はイベントで、「年内にあと2回の追加利上げが必要」との見解を述べた。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はインタビューで、「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げは五分五分。重要なのは利上げサイクルの終了を示唆しないことだ」と語った。債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇し、利息が付かない資産である金の重荷となった。一方、同日に5月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)が発表。結果は-17.4と前回の-17.5から小幅に改善し、市場予想の-17.0を下回った。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。5月23日9時30分現在、ロンドン金は1,970ドル台で推移しています。