国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,721円 (+20)7/3更新
プラチナ 4,558円 (-2)〃
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,929.40ドル (+11.50)
NYプラチナ 913.20ドル (+6.40)

6/30、ニューヨーク市場の金相場は4日ぶり反発。始値1,916.40ドル、高値1,930.80、安値1,908.10ドル、終値1,929.40ドル、前日比+11.50(+0.60%)。米商務省より5月の個人消費支出(PCE)が発表。PCEは米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標の一つ。総合指数=前月比で+0.1%と前回の0.4%から低下(市場予想+0.3%)。前年比で+3.8%と前回の+4.3%(下方修正値)から低下(市場予想+3.8%)。コア指数=前月比で+0.3%と前回の+0.4%から低下(市場予想+0.5%)。前年比で+4.6%と前回の+4.7%から低下(市場予想+4.7%)。同日にミシガン大学より6月の消費者信頼感指数(確定値)が発表。結果=64.4と前回の59.2から改善(市場予想63.9)。1年先のインフレ期待は3.3%と前回の4.2%から低下した。インフレは鈍化しているとの見方が広がり、FRBによる行き過ぎた利上げ観測が後退。外国為替市場ではドル高が一服。対主要通貨でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。