- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,991円 (+6)
- プラチナ 4,792円 (-61)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,952.60ドル (-14.50)
- NYプラチナ 933.50ドル (-35.20)
9/5、ニューヨーク市場の金相場は反落。始値1,966.70ドル、高値1,972.60ドル、安値1,950.60ドル、終値1,952.60ドル、前日-14.50(-0.74%)。S&Pグローバルより8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表。結果は51.8と前回の54.1から低下し、市場予想の53.5を下回った。景気の拡大・縮小の境目である50を上回ったものの、昨年12月以来の低水準となった。同日に8月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値が発表。結果は46.7と速報値の47.0から下方修正され、景気の拡大・縮小の境目である50を3カ月連続で下回った。サービス部門も47.9と速報値の48.3から下方修正され、前回の50.9から縮小圏に転じた。弱い内容の経済指標を受けて、投資家らの間では世界的な景気の先行き不安が強まった。外国為替市場では対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。一方、サウジアラビアが原油の自主減産を12月まで延長し、ロシアも原油輸出の削減を同期間まで継続すると表明。原油相場が上昇し、インフレ抑制への懸念から米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識された。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となったほか、金利差の拡大によりドル買いを後押しした。9月6日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。