国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,943円 (-11)
プラチナ 4,679円 (-36)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,942.50ドル (-1.70)
NYプラチナ 909.60ドル (-5.70)

9/7、ニューヨーク市場の金相場は3日続落。始値1,942.20ドル、高値1,947.90ドル、安値1,940.30ドル、終値1,942.50ドル、前日-1.70(-0.09%)。欧州連合(EU)統計局より4月-6月期(第2四半期)のユーロ圏実質国内総生産(GDP)確報値が発表。前期比で0.1%増と速報値の0.3%増から下方修正され、市場予想の0.3%増を下回った、前年比でも0.5%増と速報値の0.6%増から下方修正され、市場予想の0.6%増を下回った。ユーロ圏経済の成長悪化が意識され、投資家らの間では先行き不安が強まった。外国為替市場では対ユーロで一時ドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。一方、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は7日、ブルームバークとのインタビューで金融政策に言及。「我々の政策は良い方向に向かっているが、今後もデータに頼ることになるだろう」と語った。これを受けて市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続観測が後退。債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない金にとって強みとなった。9月8日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。