- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 9,907円 (-1)
- プラチナ 4,671円 (+64)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,935.10ドル (-12.10)
- NYプラチナ 912.80ドル (+10.50)
9/12、ニューヨーク市場の金相場は3日ぶり反落。始値1,945.60ドル、高値1,947.50ドル、安値1,929.90ドル、終値1,935.10ドル、前日-12.10(-0.62%)。ドイツの民間調査会社である欧州経済研究センター(ZEW)より9月の景況感指数が発表。結果はマイナス11.4と前回のマイナス12.3より上昇し、市場予想のマイナス15.0を上回った。ただ、現況指数はマイナス79.4と前回から低下し、3年ぶりの低水準となった。7月のマイナス14.7から2カ月連続で改善したものの、欧州経済の先行き不安を払拭するには至らなかった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。一方、石油輸出国機構(OPEC)が石油需要の見通しを公表し、10-12月期に日量300万バレルの供給不足に陥ると分析。これを受けてニューヨーク原油相場が一時89ドル台まで上昇し、昨年11月以来の高値を付けた。エネルギー高がインフレ抑制に水を差すとの懸念から、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期にわたるとの見方が広がり、市場では米長期金利の先高感が高まっている。9月13日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。