- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,063円 (+36)
- プラチナ 4,767円 (-48)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 1,967.10ドル (+13.40)
- NYプラチナ 949.60ドル (+1.20)
9/20、ニューヨーク市場の金相場は5日続伸。始値1,953.00ドル、高値1,968.90ドル、安値1,948.60ドル、終値1,967.10ドル、前日+13.40(+0.69%)。英イングランド銀行(中央銀行)の会合結果を控える中、イギリス統計局より8月の消費者物価指数(CPI)が発表。前年比で6.7%と前回の6.8%から低下し、市場予想の7.0%を下回った。予想外の鈍化を受けて対ユーロでドル売りが先行し、ドル建てで売買される金は割安感が好感された。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げの見送りを決定。パウエル議長は記者会見で「適切であれば利上げをする用意がある」とし、インフレ抑制に前向きな姿勢を示した。2会合ぶりの金利据え置きとなり、政策金利は5.25-5.50%を維持する。23年末における政策金利の予想中央値は5.50-5.75%となり、年内にあと1回の利上げが想定されている。参加者らの多くもあと1回の利上げを支持した。来年における政策金利の予想中央値は5.1%に引き上げられ、高い金利水準が長期化するとの見方が広がった。債券市場では米長期金利が4.4%台まで上昇。約16年ぶりの高水準となり、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対主要通貨でドル買い優勢の展開。ドル建てで売買される金は割高感が高まった。9月21日9時30分現在、ロンドン金は1,920ドル台で推移しています。