国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,512円 (休場)
プラチナ 4,484円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,845.20ドル (+13.40)
NYプラチナ 881.50ドル (+19.00)

10/6、ニューヨーク市場の金相場は10日ぶり反発。始値1,834.30ドル、高値1,849.00ドル、安値1,823.50ドル、終値1,845.20ドル、前日+13.40(+0.73%)。米労働省統計局より9月の非農業部門雇用者数が発表。前月比で33万6000人増加し、市場予想の中央値である17万人を大きく上回った。前回は22万7000人(速報値18万7000人)に上方修正された。失業率は3.8%と前回(3.8%)から変わらず、市場予想の3.7%を僅かに上回った。平均時給は前月比で0.2%と前回(0.2%)から変わらず、市場予想の0.3%を僅かに下回った。前年比では4.2%と前回(4.3%)から低下し、市場予想の4.3%を僅かに下回った。強弱入り混じる内容だったものの、米労働市場は依然として底堅いと受け止められた。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が先行し、ニューヨーク・債券では米長期金利が一時4.88%まで上昇。2007年以来の高水準を更新し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。ただ、インフレの鈍化も垣間見えたことで、米長期金利は次第に上げ幅を縮小し、ドルの上値は限定的となった。外国為替市場では金利差の縮小が意識され、対ユーロでドル売り優勢の展開。ドル建てで取引される金は割安感が好感され、9月23日以来10日ぶりに反発した。