国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,419円 (休場)
プラチナ 4,837円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,013.20ドル (-8.60)
NYプラチナ 930.70ドル (-15.20)

11/22、ニューヨーク市場の金相場は3日ぶり反落。始値2,020.60ドル、高値2,028.40ドル、安値2,008.90ドル、終値2,013.20ドル、前日比-8.60(-0.43%)。米労働省統計局より先週の米新規失業保険申請件数が発表。前週比で2万4000件減の20万9000件となり、市場予想の中央値である22万6000件を下回った。前回は23万3000件(速報値23万1000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は、前週比で2万2000件減の184万件となり、市場予想の中央値である187万5000件を下回った。前回は186万2000件(速報値186万5000件)に下方修正された。米労働需要は依然として高水準で推移しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げの材料にするにはほど遠いと受け止められた。同日に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は、61.3(速報値60.4)に上方修正。前回の63.8から低下し、6カ月ぶりの低水準となった。1年先のインフレ期待は4.5%(速報値4.4%)に上方修正。前回は4.2%だった。5-10年先のインフレ期待は3.2%(速報値3.2%)と横ばい。前回は3.0%だった。1年先のインフレ期待は4月以来の高水準となり、消費者のインフレへの懸念が浮き彫りとなった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。11月23日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。