- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 10,398円 (休場)
- プラチナ 4,815円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,049.80ドル (-0.20)
- NYプラチナ 971.80ドル (+5.50)
1/5、ニューヨーク市場の金は小反落。始値2,051.40ドル、高値2,071.10ドル、安値2,030.80ドル、終値2,049.80ドル、前日比-0.20(-0.01%)。米労働省より12月の雇用統計が発表。非農業部門雇用者数は21万6000人となり、市場予想の17万人を大幅に上回った。前回は17万3000人(速報値19万9000人)に下方修正された。失業率は3.7%と市場予想の3.8%を下回った。前回の3.7%から横ばいとなった。平均時給は前月比で0.4%と市場予想の0.3%を上回った。前回は0.4%だった。前年比では4.1%と市場予想の3.9%を上回った。前回は4.0%だった。前日のADP雇用統計に続き、米雇用統計も伸びが加速。労働市場の底堅さが示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げをするとの見方が弱まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。その後発表された12月の米ISM非製造業景気指は、50.6と市場予想の52.5を下回った。景気拡大・縮小の境目である50.0を上回ったものの、前回の52.7から2.1ポイント低下し、23年5月以来の低水準。また、雇用指数も約3年ぶりの低水準となった。FRBによる利下げ観測が再燃し、長期金利の低下に伴いドルが弱含んだ。金も荒い値動きとなり、一時2,030.80ドルの安値を付けた後、終盤にかけて買い戻された。終値ベースでは小幅安で取引を終えた。