国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,796円 (+20)
プラチナ 4,605円 (-11)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,054.70ドル (+12.00)
NYプラチナ 884.00ドル (-1.10)

2/29、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,043.80ドル、高値2,059.40、安値2,036.00ドル、終値2,054.70ドル、前日比+12.00(+0.59%)。米商務省より1月の個人消費支出(PCE)が発表。個人支出=前月比で0.2%と市場予想の0.3%を下回った。前回は0.7%だった。個人所得=前月比で1.0%と市場予想の0.4%を上回った。前回は0.3%だった。PCE総合価格指数=前月比で0.3%と市場予想の0.4%を下回った。前回は0.1%(速報値0.2%)に下方修正された。前年比では2.4%と市場予想の2.4%と一致。前回は2.6%だった。エネルギーと食品を除くPCEコア価格指数=前月比で0.4%と市場予想の0.5%を下回った。前回は0.1%(速報値0.2%)に下方修正された。前年比では2.8%と市場予想の2.8%と一致。前回は2.9%だった。同日に発表された先週の米新規失業保険申請件数は、前週比1万3000人増の21万5000件と市場予想の20万9000件を上回った。前回は20万2000件(速報値20万1000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は4万5000件増の190万5000件。前回は186万件(速報値186万2000件)に下方修正された。2月のシカゴ購買部協会景気指数は、44.0と3カ月連続で悪化し、市場予想の47.8を下回った。前回は46.0だった。インフレ率や労働市場の軟化が示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遅くなるとの見方が後退した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、次第に月末のポジション調整によるドル買いが進み、金は上げ幅を縮小して引けた。3月1日9時30分現在、ロンドン金は2,040ドル台で推移しています。