- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 11,251円 (+40)
- プラチナ 4,693円 (+74)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,158.20ドル (+16.30)
- NYプラチナ 914.40ドル (+27.20)
3/6、ニューヨーク市場の金は5日続伸。始値2,136.40ドル、高値2,160.70、安値2,131.90ドル、終値2,158.20ドル、前日比+16.30(+0.76%)。米オートマチック・データ・プロセッシングより2月のADP雇用統計が発表。前月比で14万人と市場予想の15万5000人を下回った。前回は11万1000人(速報値10万7000人)に上方修正された。労働市場の底堅さが示されたものの、市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが早くなるとの期待が高まった。1月の米卸売在庫(確報値)は、前月比で-0.3%と市場予想の-0.1%を下回った。前回は0.4%だった。卸売売上高は前月比で-1.7%。前回は0.7%だった。一方、FRBのパウエル議長が米下院金融委員会で証言。年内の利下げを示唆したものの、まだその地点ではないとし、インフレとの戦いに勝利したとの証拠が必要との認識を示した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が米長期金利が4.10%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米景気減速に伴う利下げ期待の高まりから、終値ベースで2,158.20ドルと連日で最高値を更新。日本国内公表価格も+33円と最高値(小売価格=11,320円、買取価格=11,211円)を更新した。3月7日9時30分現在、ロンドン金は2,140ドル台で推移しています。