- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 11,638円 (-5)
- プラチナ 4,789円 (+23)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,206.50ドル (+24.10)
- NYプラチナ 922.00ドル (+13.70)
3/21、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,212.40ドル、高値2,246.60、安値2,189.70ドル、終値2,206.50ドル、前日比+24.10(+1.10%)。3月のフィラデルフィア連銀景況感指数は、3.2と市場予想の-2.5を上回った。前回は5.2だった。先週の米新規失業保険申請件数は、前週比2000件減の21万件となり、市場予想の21万4000件を下回った。前回は21万2000件(速報値20万9000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は、前週比4000件増の180万7000件。前回は180万3000件(速報値181万1000件)に下方修正された。2月の米中古住宅販売件数は、前月比9.5%増の438万件となり、市場予想の395万件を上回った。前回は400万件だった。2月の米景気先行指数は、0.1%と市場予想の-0.3%を上回った。前回は-0.4%だった。3月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は、52.2と市場予想と一致。前回は52.5だった。米製造業PMI速報値は、52.5と市場予想の51.8を上回った。前回は52.2だった。米サービス業PMI速報値は、51.7と市場予想の52.0を下回った。前回は52.3だった。米経済は依然として底堅いと受け止められ、ドルが強含む要因となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は年内3回の利下げ見通しを背景に底堅く推移。終値ベースでは節目である2,200ドルの大台に乗り最高値を更新。国内でも前日比+299円と最高値(小売価格=11,752円、買取価格=11,643円)を更新した。一方、イングランド銀行(英中央銀行)は21日、5会合連続となる政策金利の据え置きを決定。ベイリー総裁は声明で「まだ金利を下げられる段階ではないが、正しい方向に進んでいる」と指摘した。3月22日9時30分現在、ロンドン金は2,180ドル台で推移しています。