- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,936円 (+58)
- プラチナ 5,035円 (-20)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,398.00ドル (+9.60)
- NYプラチナ 954.50ドル (+0.30)
4/18、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,377.90ドル、高値2,408.00ドル、安値2,377.20ドル、終値2,398.00ドル、前日比+9.60(+0.40%)。先週の米新規失業保険申請件数は、前週比横ばいの21万2000件となり、市場予想の21万5000件を下回った。前回は21万2000件(速報値21万1000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比2000件増の181万2000件。前回は181万件(速報値181万7000件)に下方修正された。4月のフィラデルフィア連銀景況感指数は、15.5と市場予想の2.1を上回った。前回は3.2だった。3月の中古住宅販売件数は、前月比4.3%減の419万件となり、市場予想の418万件を上回った。前回は438万件だった。3月の米景気先行指数は、0.3%低下と市場予想の0.1%低下を下回った、前回は0.1%上昇だった。米景気は依然として健全であると受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遅くなるとの見方が強まった。一方、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日、ワシントンで開かれた世界経済サミットで講演。「利下げの緊急性は全く感じていない」と指摘。「現在の金利水準では景気が大幅に減速していない」と述べ、金利据え置きの可能性を示唆。利下げ時期は「経済データに基づいて決まる」との認識を示した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は利下げ観測が後退する中でも買われ続けていて、中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりや、リスクの分散先としての需要で底堅く推移した。4月19日9時30分現在、ロンドン金は2,370ドル台で推移しています。