- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,209円 (-8)
- プラチナ 5,167円 (-57)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,455.20ドル (+13.10)
- NYプラチナ 955.80ドル (-0.80)
7/23、ニューヨーク市場の金は5日ぶり反発。始値2,445.10ドル、高値2,461.30ドル、安値2,436.80ドル、終値2,455.20ドル、前日比+13.10(+0.54%)。全米不動産協会(NAR)より6月の中古住宅販売件数が発表。前月比5.4%減の389万件となり、市場予想の402万件を下回った。前回は411万件だった。中古住宅の販売件数は4カ月連続で減少。販売価格の中央値は過去最高を更新していて、高い住宅ローン金利も相まって買い控えられていることが示唆された。7月の米リッチモンド連銀製造業指数はマイナス17ポイントとなり、市場予想のマイナス7ポイントを下回った。前回はマイナス10ポイントだった。米景気は減速していると受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げをするとの見方を後押しした。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。この日は将来に金利差が縮小されるとの可能性が意識されドルが売られやすかった。対ユーロではドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要。ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。7月24日9時30分現在、ロンドン金は2,400ドル台で推移しています。