国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,770円 (-201)
プラチナ 5,040円 (-73)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,399.90ドル (-64.10)
NYプラチナ 945.70ドル (-23.90)

7/25、ニューヨーク市場の金は大幅反落。始値2,446.20ドル、高値2,448.40ドル、安値2,398.20ドル、終値2,399.90ドル、前日比-64.10(-2.60%)。米商務省経済分析局より第2四半期(4-6月期)の実質国内総生産(GDP)速報値が発表。前期比年率で2.8%増となり、市場予想の2.0%増を上回った。前四半期は1.4%増だった。個人消費は前期比年率で2.3%増となり、市場予想の2.0%増を上回った。前四半期は1.5%増だった。総合個人消費支出(PCE)は前期比年率で2.6%上昇。前四半期は3.4%上昇だった。コア個人消費支出(PCE)は前期比年率で2.9%上昇となり、市場予想の2.7%上昇を上回った。前四半期は3.7%上昇だった。高い金利水準のなかでも米経済の堅調さは維持されていて、米連邦準備制度理事会(FRB)が試みているソフトランディング(景気後退を回避しながらインフレを緩やかに抑え込む)を実現できる可能性が高まった。米労働省雇用統計局より先週(07/14-07/20)の新規失業保険申請件数が発表。前週比1万件減の23万5000件となり、市場予想の23万8000件を下回った。前回は24万5000件(速報値24万3000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比9000件減の185万1000件となり、市場予想の186万8000件を下回った。前回は186万件(速報値186万7000件)に下方修正された。外国為替市場では金利差は当面開いた状態が続くとの見方が根強く、対ドル主要通貨の重しとなっている。対ユーロではドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先、ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。この日は利益確定の売りで大幅安となった。7月26日9時30分現在、ロンドン金は2,360ドル台で推移しています。