国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,820円 (-38)
プラチナ 4,994円 (-102)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,480.80ドル (+7.80)
NYプラチナ 970.50ドル (-15.90)

8/1、ニューヨーク市場の金は3日続伸。始値2,493.40ドル、高値2,506.60ドル、安値2,474.00ドル、終値2,480.80ドル、前日比+7.80(+0.32%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(07/21-07/27)の新規失業保険申請件数=前週比1万4000件増の24万9000件と、市場予想の23万6000件を上回った。前回は23万5000件だった。失業保険継続受給者数は前週比3万3000件増の187万7000件と、市場予想の185万6000件を上回った。前回は184万4000件(速報値185万1000件)に修正された。新規失業保険申請件数は約1年ぶりの高水準となり、労働市場が減速していることが示唆された。米供給管理協会(ISM)より発表された7月の製造業景気指数=46.8ポイントと、市場予想の49.0ポイントを下回った。前回は48.5ポイントだった。景気拡大・縮小の境目である50.0を4カ月連続で下回り、8カ月ぶりの低水準となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時3.9%台と約6カ月ぶりの低水準となり、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が進むとの見方でドルが弱含んだ。対ユーロではドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先。ウクライナや中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。この日は終値ベースで2,480.80ドルと、2日連続で過去最高値を更新した。8月2日9時30分現在、ロンドン金は2,440ドル台で推移しています。