国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,705円 (+90)
プラチナ 4,848円 (+89)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,580.60ドル (+38.20)
NYプラチナ 982.20ドル (+26.00)

9/12、ニューヨーク市場の金は大幅上昇。始値2,540.60ドル、高値2,588.50ドル、安値2,538.70ドル、終値2,580.60ドル、前日比+38.20(+1.50%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された8月の生産者物価指数(PPI)によると、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.3%上昇と、市場予想の0.2%上昇を上回った。前回は0.2%低下(速報値0.0%)に下方修正。前年同月比では2.4%上昇。前回は2.3%上昇(速報値2.4%上昇)に下方修正された。総合指数は前月比で0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.0%(速報値0.1%上昇)に下方修正。前年同月比では1.7%上昇と市場予想に一致。前回は2.1%上昇(速報値2.2%上昇)に下方修正された。米労働省雇用統計局より発表された先週(09/01-09/07)の新規失業保険申請件数は、前週比2000件増の23万件と市場予想を上回った。前回は22万8000件(速報値22万7000件)に上方修正。失業保険継続受給者数は前週比5000件増の185万件。前回は184万5000件(速報値183万8000件)に上方修正された。一方、欧州中央銀行(ECB)は12日、理事会で0.25%の利下げを決定。利下げは6月以来2会合ぶりで、中銀預金金利は3.50%となった。ラガルド総裁は記者会見で決定は全会一致で、追加利下げはデータ次第と強調した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が小幅に上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では大幅利下げ観測が再燃しドルが弱含んだ。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)は0.25BPか0.50BPの利下げを検討していると米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)が報じた。対ユーロもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は終値ベースで2,580.60ドルと、8月30日ぶりに最高値を更新した。9月13日9時30分現在、ロンドン金は2,550ドル台で推移しています。