- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,705円 (休場)
- プラチナ 4,848円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,610.70ドル (+30.10)
- NYプラチナ 1,006.80ドル (+24.60)
9/13、ニューヨーク市場の金は大幅続伸。始値2,587.50ドル、高値2,614.60ドル、安値2,585.00ドル、終値2,610.70ドル、前日比+30.10(+1.17%)。ミシガン大学より発表された9月の消費者信頼感指数は、69.0と4カ月ぶりの高水準となり、市場予想の68.2を上回った。前回は67.9だった。1年先のインフレ期待は2.7%と、前月の2.8%から低下。4カ月連続の低下となり、2020年12月以来の低水準となった。5年先のインフレ期待は3.1%と、前月の3.0%から上昇した。消費者マインドはインフレ収束への期待で改善した一方、依然として11月の大統領選が明暗を分けるとみている。一方、前日に米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25BP-0.50BPの利下げを検討していると報道。続いてダドリー前ニューヨーク連銀総裁が0.50BPの利下げに前向きな発言をし、大幅利下げ観測を後押しする格好となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では大幅利下げ観測の台頭でドルが弱含んだ。対ユーロは米消費者信頼感指数の改善を受けたドル買いで横ばいだった。金は米利下げ見通し背景としたリスクの逃避需要で底堅く推移。この日は終値ベースで2,600ドルの大台に乗り、2日連続で史上最高値を更新した。