- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 12,866円 (+45)
- プラチナ 4,837円 (-12)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,598.60ドル (+6.20)
- NYプラチナ 974.80ドル (-8.00)
9/18、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,596.00ドル、高値2,627.20ドル、安値2,572.50ドル、終値2,598.60ドル、前日比+6.20(+0.24%)。米商務省センサス局より発表された8月の住宅着工件数は、前月比9.6%増の135万6000件となり、市場予想の131万4000件を上回った。前回は123万7000件(速報値123万8000件)に下方修正された。住宅建築許可件数は前月比4.9%増の147万5000件となり、市場予想の141万1000件を上回った。前回は140万6000件(速報値139万6000件)に上方修正された。8月の住宅着工件数は増加に転じ、4月以来の高水準となった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は17-18日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、4年半ぶりとなる政策金利の引き下げを決定。参加者11人が賛成、反対が1人だった。利下げ幅は0.50%となり、フェデラルファンド(FF)誘導目標は4.75-5.00%となった。パウエル議長は会合後の記者会見で「インフレが持続的に2%に向かっているという確信を強めた」とし、「今回の0.5%の利下げは標準ペースではない」との認識を示した。参加者による政策金利見通しによると、2024年末時点の予想中央値は4.4%で、6月の予想より0.7%引き下げられた。年内残りの会合で0.5%の追加利下げを想定していることが示され、市場では利下げペースは緩やかになるとの見方が強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金はFOMC発表後に急伸も買いは続かなかった。9月19日9時30分現在、ロンドン金は2,550ドル台で推移しています。