国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,497円 (+116)
プラチナ 4,994円 (+77)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,684.70ドル (+7.70)
NYプラチナ 1,001.30ドル (+2.80)

9/25、ニューヨーク市場の金は6日続伸。始値2,682.80ドル、高値2,694.90ドル、安値2,673.40ドル、終値2,684.70ドル、前日比+7.70(+0.29%)。米商務省センサス局より発表された8月の新築住宅販売件数は、71万6000件と前月比で4.7%減少したものの、市場予想の70万件を上回った。前回は75万1000件(速報値73万9000件)に上方修正され、2022年2月以来の大幅な伸びとなった。住宅ローン金利の継続的な低下が期待される中、買い手側は購入の機会をうかがっている様相となった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事は講演で先週実施された0.50%の利下げを「強く支持した」とし、「インフレが予想通りに鈍化すれば、追加利下げが適切になる」と述べた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。8月の米PCE発表を前に持高調整としてドルを買う動きもみられた。対ユーロでもドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。1オンス=2,684.70ドルで取引を終え、終値ベースで5日連続の過去最高値を更新した。9月26日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。