国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,614円 (+117)
プラチナ 5,062円 (+68)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,694.90ドル (+10.20)
NYプラチナ 1,022.20ドル (+20.90)

9/26、ニューヨーク市場の金は7日続伸。始値2,681.20ドル、高値2,708.70ドル、安値2,677.50ドル、終値2,694.90ドル、前日比+10.20(+0.38%)。米商務省経済分析局より発表された第2四半期(4ー6月期)の実質国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率で3.0%増となった。改定値は3.0%増。前四半期は1.6%増だった。個人消費は2.8%増となった。改定値は2.9%増。前四半期は1.9%増だった。個人消費支出(PCE)価格指数は2.5%上昇。前四半期は3.4%上昇だった。食品とエネルギーを除くコアPCE価格指数は2.8%上昇。前四半期は3.7%上昇だった。米労働省雇用統計局より発表された先週(09/15-09/21)の新規失業保険申請件数は、前週比4000件減の21万8000件と市場予想を下回った。前週は22万2000件(速報値21万9000件)に上方修正。失業保険継続受給者数は1万3000件増の183万4000件。前週は182万1000件(速報値182万9000件)に下方修正。先週の新規失業保険申請件数は4カ月ぶりの低水準となった。全米不動産協会(NAR)より発表された8月の中古住宅販売成約指数は、前月比で0.6%上昇と市場予想の1.0%上昇を下回った。前月は5.5%低下だった。前年同月比では4.3%低下。市場予想は5.5%低下。前月は4.6%低下だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。強い内容の雇用統計を受けて、大幅利下げ継続観測が後退し債券売りが加速した。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含んだ。対ユーロでは中国の景気刺激策を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ開始によるリスクの逃避需要、中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移。1オンス=2,694.90ドルで取引を終え、終値ベースで6日連続の過去最高値を更新した。9月27日9時30分現在、ロンドン金は2,670ドル台で推移しています。