国内公表(買取価格1gあたり)
金 13,433円 (+99)
プラチナ 4,928円 (+38)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,690.30ドル (+30.90)
NYプラチナ 1,001.00ドル (+9.90)

10/1、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,656.10ドル、高値2,694.70ドル、安値2,653.80ドル、終値2,690.30ドル、前日比+30.90(+1.16%)。米労働省より発表された8月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は804万件と市場予想の769万件を上回った。前回は771万1000件(速報値767万3000件)に上方修正された。3カ月ぶりの高水準となり、労働需要の底堅さが示された。米供給管理協会(ISM)より発表された9月の製造業景気指数は、47.2と市場予想の47.5を下回った。前回の47.2から横ばいだった。景気拡大・縮小の境目である50を6カ月連続で下回った。ISM製造業調査委員会のティモシー会長は「不透明な大統領選を控え投資に消極的になっている」と指摘した。一方、米国のホワイトハウス高官は1日、イランがイスラエルに対し弾道ミサイルによる攻撃を準備をしているとし、米国はイスラエルの防衛準備を支援していることを明らかにした。さらにイランが攻撃を行った場合、イランにとって深刻な結果を招くことになると述べた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されたものの、対ユーロではドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金は中東情勢を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。10月2日9時30分現在、ロンドン金は2,650ドル台で推移しています。