- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 13,896円 (-11)
- プラチナ 4,859円 (-57)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,659.60ドル (+11.20)
- NYプラチナ 933.80ドル (-7.80)
12/6、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,655.00ドル、高値2,667.90ドル、安値2,635.60ドル、終値2,659.60ドル、前日比+11.20(+0.42)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された11月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比で22万7000人と、市場予想の20万人を上回った。ハリケーンと大規模ストの影響で悪化していた前月は、3.6万人(速報値1.2万人)に上方修正された。失業率は4.2%と、市場予想の4.1%を上回った。前月まで2カ月連続で4.1%だった。平均時給は前月比で0.4%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回った。前月は0.4%上昇だった。前年同月比では4.0%上昇と、市場予想の3.9%上昇を上回った。前月は4.0%上昇だった。11月の米雇用統計はエコノミストの予想通り改善を示したものの、失業率は上昇していて、労働市場の緩やかな減速が示唆された。12月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は、74.0と市場予想の73.2を上回った。前月は71.8から2.2ポイント上昇し、4月以来の高水準となった。1年先のインフレ期待は2.9%。前回の2.6%から上昇し、5カ月ぶりの高水準。5-10年先のインフレ期待は3.1%。前月の3.2%から低下した。ミシガン大学の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は発表文で「民主党支持者は関税の引き上げによるインフレの再燃。共和党支持者はインフレの沈静化を予想している」と説明した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.15%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場での対ユーロは米利下げ観測の強まりでドル安が進んだ。買い一巡後はユーロ売り・ドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。