国内公表(買取価格1gあたり)
金 15,133円 (+126)
プラチナ 5,158円 (+49)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,845.20ドル (+51.70)
NYプラチナ ドル 1,027.00ドル (+49.70)

1/30、ニューヨーク市場の金は反発。始値2,796.20ドル、高値2,853.20ドル、安値2,794.90ドル、終値2,845.20ドル、前日比+51.70(+1.85%)。米商務省経済分析局より発表された第4四半期(2024年10-12月)の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率2.3%増。市場予想は2.7%増。前四半期は3.1%増だった。個人消費は前期比年率4.2%増市場予想は3.2%増。前四半期は3.7%増だった。食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)コア価格指数は前期比年率2.5%上昇。市場予想は2.5%上昇。前四半期は2.2%上昇だった。米航空機大手ボーイングのストライキや企業在庫縮小の影響で伸びが減速したものの、個人消費は2023年の第1四半期(1-3月)以来の高い伸びとなった。市場予想に届かなかった米GDP速報値を受けて、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まった。米労働省雇用統計局より発表された先週(01/19-01/25)の新規失業保険申請件数は前週比1万6000件減の20万7000件。市場予想は22万4000件。前週は22万3000件だった。失業保険継続受給者数は前週比4万2000件減の185万8000件。市場予想は190万2000件。前週は190万件(前回発表値189万9000件)に上方修正された。一方、トランプ米大統領は30日、2月1日にカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと改めて表明。米国内のインフレが再燃するとの見方がドル買いを誘った。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場ではドル売りが進んだ後、トランプ米大統領の発言が上値を抑えた。この日は弱い内容の米GDPが金相場を押し上げ、終値ベースで過去最高値を更新した。1月31日9時30分現在、ロンドン金は2,790ドル台で推移しています。