- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,425円 (-271)
- プラチナ 5,184円 (-89)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,900.70ドル (-44.70)
- NYプラチナ ドル 1,019.20ドル (-24.00)
2/14、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,957.30ドル、高値2,964.10ドル、安値2,889.90ドル、終値2,900.70ドル、前日比-44.70(-1.52%)。米商務省センサス局より発表された1月の小売売上高は、前月比で0.9%減。市場予想は0.2%減。前月は0.7%増(前回発表値0.4%増)に上方修正された。自動車を除くコアは前月比で0.4%減。市場予想は0.3%増。前月は0.7%増(前回発表値0.4%増)に上方修正された。カリフォルニア州の山火事や寒波の影響で消費は落ち込み、約2年ぶりの大幅減となった。米労働省労働統計局より発表された1月の輸入物価指数は前月比で0.3%上昇。市場予想は0.4%上昇。前月は0.2%上昇(前回発表値0.1%上昇)に上方修正された。前年同月比では1.9%上昇。市場予想は1.8%上昇。前月は2.3%上昇(前回発表値2.2%上昇)に上方修正された。米連邦準備制度理事会(FRB)が公開した1月の鉱工業生産指数は前月比で0.5%上昇。市場予想は0.3%上昇。前月は1.0% 上昇(前回発表値0.9%上昇)に上方修正された。製造業生産指数は0.1%低下。市場予想は0.1%上昇。前月は0.5% 上昇(前回発表値0.6%上昇)に下方修正された。設備稼働率は77.8%。市場予想は77.7%。前月は77.5%(前回発表値77.6%)に下方修正された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.47%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小も意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。この日の金は強材料との相関関係は薄かったほか、ロシアとウクライナの停戦交渉が進むとの見方も出ていて、安全資産としての逃避買いが一服し軟調となった。