- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,168円 (+36)
- プラチナ 4,949円 (+37)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,848.50ドル (-47.40)
- NYプラチナ ドル 937.90ドル (-19.80)
2/28、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,889.00ドル、高値2,896.10ドル、安値2,844.10ドル、終値2,848.50ドル、前日比-47.40(-1.64%)。米商務省経済分析局より発表された1月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で0.3%上昇と市場予想に一致。前月も0.3%だった。前年同月比では2.5%上昇と市場予想に一致。前月は2.6%だった。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は、前月比で0.3%上昇と市場予想に一致。前月は0.2%だった。前年同月比では2.6%上昇と市場予想に一致。前月は2.9%(前回発表値2.8%)に上方修正された。個人消費は予想に反して減少し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ再開は6月になるとの見方が強まった。同省同局より発表された個人所得は0.9%増加。市場予想は0.3%。前月は0.4%だった。個人支出は0.2%減少。市場予想は0.3%。前月は0.8%(前回発表値0.7%)に上方修正された。一方、トランプ米大統領は28日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談。停戦交渉を巡り冒頭から激しい口論の末、鉱物合意協定の署名には至らず、会談は決裂となった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.20%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで続落。ロシアとウクライナの停戦交渉を巡る不透明感や、米関税政策への懸念を背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。金はこの2日間で急落し、1月31日以来の水準まで押し下げられた。