- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 15,297円 (+142)
- プラチナ 5,071円 (+42)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 2,946.80ドル (+25.90)
- NYプラチナ ドル 995.80ドル (+16.20)
3/12、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,922.30ドル、高値2,948.90ドル、安値2,911.00ドル、終値2,946.80ドル、前日比+25.90(+0.89%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された2月の消費者物価指数(CPI)は、前月比で0.2%上昇。市場予想は0.3%上昇。前月は0.5%上昇だった。前年同月比では2.8%上昇。市場予想は2.9%上昇。前月は3.0%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比で0.2%上昇。市場予想は0.3%上昇。前月は0.4%上昇だった。前年同月比では3.1%上昇。市場予想は3.2%上昇。前月は3.3%上昇だった。2月の米CPIは4カ月ぶりの低い伸びにとどまり、インフレ圧力が和らいでいることが示唆された。一方、トランプ米大統領は12日、国内の製造業や雇用を守るための措置として、全ての国から輸入される鉄鋼とアルミニウムに対し、25%の関税を課す文書に署名した。各国からの反発は必至で、貿易戦争の激化で世界景気が減速するとの懸念が一段と高まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.31%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで4日ぶり反落。金利差の拡大も意識されドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、この日の金相場は弱材料との相関関係は薄かった。米物価上昇圧力の緩和にも後押しされ、安全資産としての需要で堅調となった。3月13日9時30分現在、ロンドン金は2,930ドル台で推移しています。